eワラントの長所と欠点(2)

短所をカバーして、長所を生かそう!

eワラントの長所は

  1. 少しの軍資金で、取引ができる
  2. 投資金額に対して、大きな収益が期待できる
  3. 取引時間が長い
  4. 上昇期待と下降予測の両方で投資ができる
  5. 取引手数料がない(スプレッドはある)

などといわれています。

eワラントの価格推移のイメージ 1、2番目はなんども書いていますが、対象の株式などの値動きが数%でも、ワラントは数10%以上の値動きが起こります。

つまり、1万円を投資していても、 10万円、50万円を投資しているのと同じような収益を得ることができます(これをレバレッジ効果といいます)。ところが、損益は投資金額までなので、1万円の投資で10万円の収益を得る ことはあっても、10万円の損益となることはあり得ません。あくまで、1万円の投資なら、損益は1万円までです。

取引時間は、午前9時から最長午後11時50分までです。したがって、アメリカの相場などを考えなが ら、翌日の株式市場の会場前にワラントを購入することも可能です。ただし、その場合は1日分の時間的価値は失うこととなります。日本市場が閉まってからも 取引ができるものの、後場終了後も日本株を対象としたワラントは値が動き続けます。とはいうのは、日経平均なら先物、その他株式も世界中のどこかで取引されており(PTSなど市場外取引など)、その値を参考に値付けがされているからです。また、日経平均などはアメリカのダウ平均や為替相場などとも連動するので、その影響も加味されているようです。

4番目は信用取引などでしかできないような、「売り」からはいる手法が使えるということです。つまり、上場相場に乗り遅れて、そろそろ下降に 転じるなというときでも指をくわえて傍観していることはないのです。下降局面だと思えば、その銘柄のプットのワラントで勝負できます(プットが売り出されていればの場 合ですが)。

5番目は、取引手数料が無料という点です。以前は250円から数千円の手数料がかかっていましたが、現在ではどの証券会社でも手数料はかかりません。ということは、手数料を考慮した投資をしなくて済むということです。ただし、実際にはスプレッドがあるので買った瞬間にポートフォリオはマイナスとなります。

これらの長所はうまく使えば、前述した欠点をカバーし、効率のよい投資を実現することができます。

いちばんの利点は、損失は限定されているが利益は青天井! ということでしょう。これが、eワラントの最も大きい魅力です。

 

eワラントは損切りをできない人にも向いている?

株式投資の場合、損失を拡大させないために「損切り」という手法をよく使います。人によって違うのでしょうが、デイトレーダーなど超短期 で投資をする人の場合は-3%で損切りをするともいわれます。100万円の投資をした場合、97万円になったら損を承知で売却するということですね。

ところが、ワラントの場合、あまり損切りは考えなくてもいいと思います。まず、3%程度の損失は買った時点で、スプレッドの影響で被る場合もありますし、もともと3%程度の値動きはたいしたことがありません。
実効ギアリング(ワラントの投資効果)が33倍のワラントを3万円分購入すると、単純計算で100万円の株式を投資しているのと同じことになります。つ まり3%の損切りルールを持っていたとしても、もともと投資した金額は100万円の3%の3万円なので、損切りする意味はなくなります。満期日までの日数 に余裕がある場合は盛り返すまでそのワラントは様子見をし、あまり余裕がない場合はある程度盛り返したところで、売却してしまうという手も残されるので す。

株式投資で、損切りが苦手という人にもおススメなのが、eワラントなのです。

さて、次のページからは、実践編として購入までの流れなどを説明します。

なお、とにかく早く取引がしてみたいというせっかちな方は、【とにかく手っ取り早くはじめたい人はココ】に進んでください。

 

次からは、実践編になります。